■CS進出に大きく貢献 11月8日、ロッテが4年ぶりのクライマックスシリーズ進出(CS進出)を決めた。最後は直接対決でライバル・西武を下しての2位確定となったが、最終盤でCS進出を手繰り寄せた裏にはこの男の存在が大きかったといっても過言ではないだろう。 藤原恭大。7日のオリックス戦では弾丸ライナーで右翼席へ飛び込む逆転3ランを放ち、キューステ!のAI査定では先発の二木を抑えて1位を獲得
■2000本安打を視界に捉えて... 通算1884本安打でスタートした2020年シーズン。前半は不調に悩まされたが現在は調子を取り戻し、10月24日時点で2000本安打まで残り12本と今シーズン中の偉業達成も射程に捉えている。 そんな坂本勇人のこれまでの実績を振り返っていきたい。 ■これまでの歩み 【1年目から存在感を発揮。球界を代表する打者へ】 1年目(2007年)
■チーム34年ぶりの本塁打王へ邁進中 10月18日終了時点で26本塁打とセ・リーグ本塁打ランクトップに位置する大山悠輔。本塁打王となればチームとしては86年のバース氏以来34年ぶりの快挙である。 16年ドラフト1位で入団して4年目のシーズン。金本前監督の期待も背負いつつ成長を続けてきた大山の変貌と本塁打王への道のりを数値から読み解いていきたい。 ■19年シーズンからの変化
■平成生まれ初の通算100勝到達 巨人・菅野智之が10月6日のDeNA戦で開幕からの13連勝を達成。 「開幕投手」として開幕からの13連勝は現チームメイトの岩隈が04年近鉄時代に成した12連勝を抜くプロ野球新記録、同時に13年のデビュー以来積み重ねた勝ち星も100となり、平成生まれ初の通算100勝達成投手となった。 通算192試合目(8シーズン)での100勝到達は歴代一桁順位のハイペ
■首位・巨人を支える隠れたチカラ 89試合を消化して57勝28敗4分と2位阪神に13.5ゲーム差をつけてセ・リーグ首位を独走している巨人。マジック17が点灯しており、リーグ制覇も時間の問題といった状況である。独走の裏には、坂本・岡本といった主力打撃陣、12勝0敗という圧倒的成績で投手陣をけん引するエース菅野の働きはもちろんのこと、適材適所でチカラを発揮する仕事人の存在があることも忘れてはならない
■新天地・仙台で投手陣をけん引 昨年オフに金銭トレードで加入した涌井秀章が楽天投手陣をけん引している。9月27日終了時点で、9勝はリーグトップの成績。ここ3年は「5勝→7勝→3勝」と思うように勝ち星を重ねられていなかったが、西武・ロッテで通算133勝をマークした本来の姿を仙台の地で取り戻しつつある。 ■データで見る特長と貢献 ★1登板当たりの平均投球回★ 1位:山本 6.83回
■代打の切り札から打線の中心へ 今季からDeNAの4番に座る佐野恵太。9月15日終了時点で打率.352は2位の村上宗隆(ヤ).328を大きく離してセ・リーグトップ、53打点もリーグ4位タイであり、打線の中心としてチームを支えている。 DeNAの4番と言えば今季MLBに挑戦した筒香嘉智の顔が浮かぶ方が多いのではないか。何かと比較されることも多い中で、新たな4番像を築きつつある佐野の貢献に
■2014年ドラフト5位で千葉ロッテへ 9月8日、澤村拓一投手がZOZOマリンスタジアムで三者三振の華々しいデビューを飾り脚光を浴びた。ドラフト1位でプロ入りした澤村がフューチャーされる一方で、同じくして巨人に入団した香月一也もトレードの当事者である。 香月は名門・大阪桐蔭高出身で3年時には副将として甲子園優勝を果たしているプロ6年目・右投左打の24歳。1軍では47試合の出場に留まって
■プロ野球史上64人目の250本塁打達成 千葉ロッテ先発岩下の直球を叩いた打球は右翼ラグーン席へ吸い込まれた。プロ野球史上64人目の250本塁打達成。逆方向にもスタンドインできる持ち前の技術が詰まった一振りで中田は節目を飾った。 現役選手では、中村剛也、バレンティン、福留孝介、松田宣浩に次いで5人目の到達。大阪桐蔭高出身としては中村に続いて2人目の達成であり、平成生まれとしては初の25